セブ島の洋食レストラン「スキレット」のオーナーシェフブログ

フィリピン・セブ島で洋食レストラン「スキレット」を経営するオーナーシェフによるブログです。

スキレットができるまで③物件探し編

物件探し第二弾。


交渉のテーブルにもつけない僕らは、7月も終わりを迎えようとしていたある日、セブドリーム不動産の門を叩きました。

セブドリーム不動産とはロバートSカリエレロさんが経営する不動産屋さんです。 

cebudreamreslty.com

日本人の奥さんを持ち、日本にも10年いたことがあるということで、日本語はペラペラです。
もちろん、フィリピン政府発行の宅地建物取扱主任の免許を持った正規の不動産業者さんです!

うちは両親が住む自宅もセブドリーム不動産に紹介してもらったこともあり、今回も訪ねてみようということになりました。

マンダウエにあるオフィスを訪ねると、人の良い笑顔で迎えてくれたのがロバートさんでした。日本人かと思うような日本語スキルと、まさにフィリピン人というような素敵な笑顔を兼ね備えた万能フォワード、それがロバートさんです。

すぐにいくつかの物件を教えてくれました。その中にあったのが、いま入っているノルキスサイバーパークでした。

数日後に内見に連れて行ってもらいました。
そして「これは良さそうだぞ」という直感を得ました。

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理由はまず立地。すぐ隣がJセンターモールという大きなショッピングモールだということ、そこに東横インという日本のホテルがこれから入ること、目抜き通りの1つであるASフォーチュナー通りにあること、これだけでも大きなアドバンテージです。

次に、ノルキスサイバーパークのプランです。今はまだビルが1つとアーケードがあるだけですが、今後4つのオフィスビルと1つのコンドミニアムができるということ、またPEZA特区の申請が降りているため、コールセンターを誘致しやすいこともありました。第2のITパークを目指すというビジョンにも惹かれました。

しかし、これだけの立地条件にあり、しかもビル工事は完全に終わっているのにまだどこのテナントも入っていません。決まっているところもないと言います。これはさすがに不気味でした。「なんで?」と。

内見を終え、交渉を進めることにした僕らはこの理由を思い知らされることになります。