セブ島の洋食レストラン「スキレット」のオーナーシェフブログ

フィリピン・セブ島で洋食レストラン「スキレット」を経営するオーナーシェフによるブログです。

セブに移住するきっかけ②

セブに移住するきっかけ後半戦です。

 

③ 子どもを育てる環境として日本よりいい!

 

うちには9歳の娘が一人います。

彼女は日本では普通の公立学校に通っていました。

ただやっぱりずっと見ていると「窮屈そうだなー」と感じることが少なくありませんでした。

 

例えば、彼女は外で遊ぶのが大好きな元気っ子なのですが、

クラスの女の子たちは休み時間も外では遊ばず、教室で本を読んだりしています。

そうなると、もちろんうちの子だけ外で遊ぶわけにはいきません。それを強要されるわけではないでしょうが、なんとなく周りに合わせるようになります。

最近では同調圧力なんて言い方をされますね。

僕はこれがすごく嫌いでした。いわゆる「空気読め」みたいな感じがとても気持ち悪いんです。

だって、子どもでも大人でもそうですが、考え方なんてみんなそれぞれなのに、なんでみんなが同じように感じてるふりをしなきゃいけないのか分からないんですよね。

僕自身も、高校生くらいまでは「協調性がない」とか言われてました。

 

対してセブの子どもたちはとても自由です。

学校にはスナックを持って登校するし、いろいろなことがあやふやです。

あるとき学校から「オレンジ色のTシャツを持ってきて」と言われました。

しかも夕方に帰ってきて、明日持っていかなければいけません。

娘はそう言われたもんだから焦って、一生懸命探してなんとかオレンジ色のTシャツを近所で購入して翌日持って行きました。

でも、他の子達はピンクや紫のTシャツを平気で着ていました。

誰もそんなことでは怒りません。それがいいか悪いかは置いといて、とにかくおおらかです。いじめられて自殺する子もいませんし、のびのびと育てられるのではないかと考えました。

 

移住するにあたり、子どものことはやはり一番気がかりでした。

合わなければすぐに帰国しようと考えていました(その考えはなんだったの、って言うくらい杞憂に終わりましたが)

英語を学ばせたい、とかグローバルな人材に育てたいとか考えていたわけではなくて、とにかく窮屈にならずにのびのび育つにはセブの方がいいのかなと考えて移住を決めました。

 

以上がだいたい移住を決めた理由です。

まだまだその決断の答えは出ていませんが、今の所来てよかったなーと思ってます。

子どもの学校事情などは情報が少なくてお困りの方も多いと思いますので、いろいろと今後も書いていきたいと思います。