セブ島に移住するきっかけ①
初めまして。
フィリピンのセブ島で「スキレット」という洋食レストランをやっています、
辻 真樹と申します。
38歳というそう若くはない年齢で(髪の毛の残り具合は50代という噂もありますが)、しかも嫁さんと子どもを連れての移住という思い切った決断をしました。
もちろん簡単な決断ではなかったですし、そこにはいろいろな理由があります。
というわけで、初回はまず、セブ島移住のきっかけを書いてみたいと思います。
まず
① 父、母、祖父がすでにセブに移住していた!!
はい、そうなんです。まさかの理由①ですね。
こちらに移住している日本人としてはすごく稀なケースですよね。
当時96歳だった祖父とうちの娘を入れればなんと4世代!
これはセブにいる日本人ではうちだけだったんですよ。
父と母はセブ最南端のサンタンダーという場所で(ジンベエザメで人気のオスロブの少し先ですね)「ルビリゾートホテル」というリゾートを経営しています。
6部屋しかない小さなリゾートですが、世界的なダイビングスポットが点在するエリアにある数少ない日本人経営のダイビングリゾートとして人気を博しています。
セブ島の中心部からは車で3時間半と距離はありますが、その分本当にゆっくりできるのでオススメですよ。
というわけで、そもそもセブに足場があった、というのは移住の大きなきっかけの一つですね。もちろん今までに何度も来ているのでどんな土地かもある程度は分かっていましたし、特に子どもを連れての移住に協力者がいてくれるのはかなり心強かったです。
② セブはいま盛り上がっている!!
ここ数年の経済成長は凄まじく、いま現在も新しいショッピングモールやホテル、ビルをどんどん建設しています。また空港も新しくなりますし、空港のあるマクタン島とセブ島を結ぶ橋も新たにできます。
もちろん中国やシンガポールほどではありませんが、富裕層のパワーは日本とは比べものにならず、超高級車を乗り回すお金持ちが値段を見ずに和牛ステーキを食べていたりします。
衰退局面にある日本とは違い、今後に期待が持てる、チャンスがあると感じたことも移住のきっかけの一つです。
日本でレストランを個人で開業することは、いまとてもリスクがあります。
特に東京はいい物件はとんでもない値段がしますし、開業資金が莫大にかかります。
スタートしてからも年々跳ね上がる食材価格に苦しめられますし、人件費も相当かかります。
リスクとリターンを真剣に考えた結果、セブ島で挑戦してみようと思ったのです。
長くなってしまったので、次回もう少しセブ島に移住するきっかけを書きたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。